maisonsolaireのブログ

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コロナ無症状の自宅療養

 国は、コロナ陽性で病床不足による自宅待機者に血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターを使用することさえ指導してなかったことが、このたびの神奈川県知事が貸与を検討しているとの報道で明らかになりました。

 コロナ自宅待機の医療費は通常の訪問看護療養費に2500円が加算されますが、国や自治体は、自宅待機者に定時間毎に血中酸素濃度を測らせ、92%以下で深呼吸しても96%以上に回復しない場合は連絡させることのシステム化を怠っており、自宅待機者は自己の状態を把握する方法がなく、無症状で呼吸機能が悪化した場合は気付けなければ手遅れになります。

 パルスオキシメーターは4000〜8000円位で、自宅待機者に購入させても回復後に役立ちますし、管轄医療機関が纏めて購入して貸与しても医療費のコロナ加算で賄えるはずです。

 発熱がある自宅待機者は、安易に解熱剤を服用した後に体調が悪化する事例の報道が多いので、軽度の発熱で闇雲に解熱剤を服用せずに、パルスオキシメーターで血中酸素96%以上を目安に住環境を暖かくして発汗により解熱を考慮することです。

 また、自宅待機で飛沫感染対策として窓開け換気が奨励されますが、トイレや洗面所の換気扇を作動し続けて換気し、常時換気による熱損失分を暖房で補う方が室内温度を安定させられて、雑菌の繁殖を抑えられます。

 冬越して芽吹く草木と同様、人も動物も春に高揚して免疫も活発に働きますから、昨年もそうであったように温暖な季節になるに伴ってコロナ感染の減少が期待できます。