maisonsolaireのブログ

日々の考えを綴っています。

高齢日本のコロナワクチン

 日本では2016年のインフルエンザと誤嚥性肺炎による死亡者は11万9千人(2017, 日本呼吸器学会、東京)、2021年の新型コロナの年間死亡者は1万人弱ですし、60歳以下で死亡する人は珍しくコロナ死亡者の平均年齢は寿命年齢に近い82歳です

 ワクチン接種は2021年2月に開始され、夏のオリンピックのデルタ株による第5波のピーク時のワクチン接種率は20%程でも、死者数はコロナ死者数より、高齢者のワクチン接種率90%感染既往症が悪化して亡くなる60歳以下で死亡する人が1万人に数人と少ない高齢者だけに死亡リスクがある感染症でした。

 しかし、ワクチン接種率が8割を超えて2022年を迎えると、コロナ感染者は激増し3ヶ月で前年1年間の死亡数に達し、ワクチンの有効性が疑問視されますし、接種で死亡リスクが高まった可能性も考えられます。

 接種した多くの人は、今更どうなるでなく接種を決断した行為を疑いたくない心理から無関心でいようとし、マスコミも接種を推奨した経緯から取り上げたくない様子ですが、接種しなかった人には接種推奨を立ち止まって接種と死亡の相関が明らかになれば、少しは肩身の狭さが弛むと思います。

 

コロナワクチンの効果に疑問

 PCR陽性者が連日1万人以上となり、東京都は陽性の半数がブレークスルー感染でワクチン接種率74%と発表しており、未接種26%×50%;接種74%×50%の比率からワクチンを接種してもしなくても陽性率は同じですから、コロナワクチンは陽性を防ぐ効果がないことが判ります。

 メーカーには売上倍増で純利益5〜6倍増と貢献しているワクチンであり、重症化を防げると釈明してブースター接種や11歳未満の子供への接種を勧めますが、もとより軽症無症状が80%以上で重症の判定には国と東京都に差があり、死亡人数に占めるワクチン接種者の割合のデーターを公表してメーカーの釈明が事実か否かを確認するべきです。

 不活性ワクチンはメチル水銀、水酸化アルミニウム、スクワレン乳液、サポニンなどで毒性の高い重金属や発癌性のある免疫賦活剤を添加して、炎症という病的状態を作り出して免疫を獲得しますが、コロナワクチンは目下のところ今までエボラウイルス、ジカ熱ウイルスの時でさえ許可のおりなかった遺伝子ベースワクチンです。(参考文献 今だから知るべきワクチンの真実)

 アルミニウム塩はワクチンの有効性を増強させるとして古くから使用されており(国立感染症研究所)コロナワクチンに酸化グラフェンの使用を疑うネット記事もあります。

コロナ危険を煽る世界

 PCRや抗原検査は、培養した小動物の細胞の入った溶液に口腔内から採取した検体を混ぜ、小動物の細胞と反応するmRNAウイルスが存在した場合に、溶液内の物質が変化を示す仕組みです。

 デルタのmRNAだけに反応する溶液を造れたとすると、変異したオミクロンなどのウィルスは見逃されたはずですから、全てのmRNAに反応する溶液であり、新型コロナ以前の従来の4種類の風邪のウィルスに感染しても陽性に反応するのでは?

 mRNAのゲノムを解析してデルタかオミクロンかを判定するには多大な労力と費用を要するので、少数のサンプリングの解析で全体を推測するわけですから、サンプリングでデルタやオミクロンの配列に特化して照合し、判定出来なかった検体を除外して従来の風邪ウイルスを見逃していないでしょうか?

 また、サンプリングを積極的に検査を受ける有症状の検体に偏らずに、圧倒的に多い無症状の陽性検体と均等にする統計の技術力が現場に伴っているのでしょうか?

 そもそもオミクロンは従来の風邪のウィルスが変異したと考えると、デルタのような動物由来の肺炎性のウイルス株から変異したウイルスとの違いを納得し易く、重症化しないで死亡率も極端に少ないウィルスをコロナビジネスの恩恵を受けている人や企業が危険に煽っているように見えます。

 

コロナ製薬会社の広告費

 日本は新型コロナの死者数は年間1万人弱(インフルエンザの約3倍)、概ね欧米の10分の1以下と少ないのは、日本人は70%程がウイルス殺傷能力が高いキラーT細胞のHLA-A −24抗体を持っていること(理化学研究所)、欧米人に比べて6.5倍多いこと(大阪市立大医学部井上正康名誉教授)、などの理由が分かってきました。

 *日本は厚労省発表のコロナ死亡人数2万人程で10万人に16人の死亡人数

 *欧米の10万人あたりの死亡人数(ジョンズポプキンス米大の公表)米国252人(死亡84万人/人口3億3290万)、英国219人(死亡15万人/人口6820万)、フランス183人(死亡12万人/人口6540万)、ドイツ131人(死亡11万人/人口8390万)、スペイン192人(死亡9万人/人口4670万)、イタリア231人(死亡14万人/人口6040万)、ポーランド264人(死亡10万人/人口3780万人)、など

 ワクチン接種はどの程度の効果があるのでしょう。昨年9月後半からコロナ陽性が激減したときはワクチン接種率が50%程度でワクチンを理由にするには無理がありましたが、メディアが番組で言い続けてワクチン効果にこじつけました。

 製薬会社の広告は多いのに、コロナワクチン製薬会社はワクチンの広告を全くしませんが、製薬会社は日本にコロナワクチン1回分を3800円程で販売した場合、1億人3回分で1兆円以上の収入ですから、販売を促進するための費用が使われて当たり前です。

 仮に、コロナワクチンの販売促進に売上の20%が使われた場合、日本の人やメディアに2000億円以上、世界では1兆円以上が配られたことになり、ワクチン接種を科学的な根拠が曖昧でも盲信する人やメディアに費う方が手っ取り早く、メディアは批判的な人を自ずと淘汰することになります。

 私は、ワクチンスルーでワクチンの効果に疑問符が付いても闇雲にワクチン接種効果を宣伝する人やメディアを鵜呑みにせずに、唾液などの大量のウイルスを直接に口や鼻に浴びないようにマスク手洗いソーシャルデスタンスと換気を疎かにしないで、換気が十分されない屋内での飲食や会合は避け、暖房の季節が明けるのを待ちます。

 

コロナと24時間換気

 コロナ陽性は、零下乾燥で暖房する冬季と冷房する夏季に拡大し、春秋の冷暖房が不要な気候で縮小していますから、冷暖房時の季節に家族以外の人と屋内で接触する場合は、適切な換気設備とソーシャルデスタンスが守られている施設の利用が望まれます。

 屋内施設の事業者は多額のコロナ助成金を受けて、ウィズコロナに対応した換気設備を設置してソーシャルデスタンスが保てる配置に変更出来た筈ですが、一時的な人数制限で対応して制限が緩和されてもコロナ前の配置に戻るだけで、パンデミックを日本社会は詰め込みと低価格だけの経営は淘汰されて生活環境を進化させる契機には出来なかったようです。

 屋内空気が1時間で体積の50%以上が入れ替わらない環境は健康を損ねるとされ、北欧は24時間換気システムが発達し普及しており、スエーデンなどでは50%以下の換気係数の新築住宅には公的融資が適用されません。

 日本は、基礎(床下の空間は欧米や韓国にない)や窓からの隙間風で自然換気される構造の建物に約3000万世帯が居住し、気密性の高いコンクリート造や鉄骨造の建物に約2000万世帯が居住し、後者は都会に多く2DKや3DKの居住面積が狭くてウイルスが感染し易いので、機械換気などで1時間に50%以上の空気が入れ替わるシステムが有効ですが、日本メーカーの24時間集中換気システムは北欧に著しく遅れています。

 欧米は大麻などが合法の場所があって薬物依存者やマスク手洗いが苦手の人が多く 肥満率も高く感染重症化し易い環境ですが、日本はマスク手洗いに抵抗はなく肥満率も低く、24時間換気システムを導入するか導入できない建物はトイレなどの換気扇を24時間作動して代用することで感染は相当に抑えれる筈です。

 特に、店舗は冷暖房時の換気は冷暖房コストが相応に増えたとしても、細菌の繁殖が制御されていることは臭気から実感できます。

 

 

コロナワクチンスルーとPCR

 南アフリカ医師会長はオミクロン株に感染しても殆ど軽症で2日程で回復すると発言しており、日本の172万人のコロナ陽性者は、ワクチン接種前1年間39万人(死亡6千人)、2月の接種開始後10ヶ月間133万人(死亡1万人)で、ワクチン接種後に死亡者は逆に3倍に増加しています。

 さらにワクチンを接種してもブレークスルー感染したためブースター接種が勧められる折に、今度はオミクロン株が出現して新たなワクチン開発が必要のようですが、そもそもワクチンでウイルスのトゲトゲ(スパイク)で異物と認識させてスパイクに融合する抗体を作るよう人の細胞に記憶させることは可能でしょうか。仮に記憶させたとしても抗体が確実にスパイクに融合するのでしょうか。

 日本はブレークスルーやオミクロン株で効果が期待できない1回4000円近い価格のワクチンを1億回分もの在庫を抱えており、重症化防止に効果があるとしてブースター接種が始めたうえに、オミクロン株は幼児に感染し易いとして幼児への接種が検討されています。

 PCRの発明者は「PCRRNAウイルスの検査に使ってはならない」と発言していて2019年に自宅で肺炎で変死しています。PCRは遺伝子を数億倍に増やして判定するので、鼻や喉の粘膜から採集した検体にはコロナ2019-nCoV以外の微生物の遺伝子が影響する可能性を指摘したのであれば、PCR陽性者の8割以上が軽症か無症状で回復している不可思議は頷けます。事実、スパイクタンパクが全く変異したオミクロン株を数億倍に増やせて陽性としたのですから、同じコロナウィルスの従来の風邪ウイルスも数億倍に増やせて陽性となるのではないでしょうか。

 日本のPCR陽性者はオリンピックの真夏は冷房と換気不良で1日2万人以上に急増し、9月に減少に転じ始めて冷房が不要となった10月上旬に500人以下に減少しました。日本のワクチン接種率は50%を超えた程度だったので、減少要因はワクチンでない他の要素が考えられます。

 日本人は米主食で肥満は少なく手洗い習慣がありマスク着用に抵抗はないので、マスクで飛沫を防ぎ、仮にマスクを通してウィルスを吸い込んでも飛沫より遥かに少ない量なら自己免疫で対抗できる希望があり、冷房が不要となって減少する季節性のウイルスをPCR陽性に判定したとも考えられます。

 そうであっても日本に居住する288万人の外国人には理解できない習慣かもしれません。

 

 

 

コロナと人権

 個人の権利は「公共の福祉に反しない限り」尊重される(憲法13条)のですから、マスク着用と体調管理と社会的ディスタンスを心掛けることでコロナワクチン接種を控えている人を、接種者と差別したり接種を強要することは、個人の権利を侵害します。

 路上で飲酒座込み、歩きスマホをする個人、ゴミ屋敷、無人の朽ちた建物、近隣に迷惑で危険でもある「公共の福祉に反する個人の権利」は尊重の対象でないのに、行政や迷惑を受けている人が対処できる法律がないようです。

 路上酩酊や歩きスマホに罰金を課す法律、ゴミ屋敷のゴミ処分や放置建物を解体を代執行できて費用を所有者に請求できる法律、立法すれば容易に解決できる事案でも議員に都合が悪いのか、個人の権利を盾に立法には消極的ですが、個人の権利を蔑ろにしたワクチン接種による差別化には躊躇なく、幸いコロナ感染が落ち着いて中断しています。

 移民が多い欧米は、タクシー運転手、バーとナイトクラブのホステスの多数は移民の職業であって、キスが挨拶習慣でコロナ対策を緩めると感染が再拡大し易い環境です。日本はマスク着用に抵抗が少なく手洗いなどの自主的な対応本能がありますから、寧ろ、コロナは社会構造を再構築する機会を与えてくれました。

 東京都の赤字財政脱却のために行った東京一極集中を地方分散型に戻して生産拠点化を多様化させて、一極集中で常態化したマンション生活の空虚さに気付かされ、多くの飲食店が価格競争より優雅を楽しめる店内に変えて、狭い客席、回転数の多さ、深夜までの営業、などで経営する飲食店は淘汰される時代に至ったと捉えてこそ、ウイズコロナではないでしょうか。